2009年9月18日金曜日

Okinawan Longevity 1


幼いころ。

沖縄に帰沖した最初の記憶。

曾祖母の腕のなかに包まれ。
膝の上に座らされ。

母が妹を沖縄で生むための帰沖なので。
私は確か1歳半か。

初めてあったはずなのに。
すごく安心感があって。
一緒に住んでいない、
東京から来たばかりの幼い私なはずなのに。
曾祖母、おばぁの腕の中がすごく心地よかった。
記憶が残っている。
おばぁの肩越しに見えたトートーメーも。

わたしが5歳のころに、曾祖母は101歳で亡くなったのだけれど。
曾祖父のほうが足が悪くなり、体を起こすこともできず伏せていたのに。
曾祖母の方が急に容態が悪くなり。
先に、病院でなくなった。
もう。気力だけで生きている曾祖父に、皆はおばぁの死を黙っていたのだけれど。
おじぃは、あとを追うように1週間後にはなくなったらしい。

乾物の商いをしていたので。
出入りの雇っていたおばぁが。
「曾祖母が帰ってきていたよ。門でみたけど。病院から退院したんだねぇ
おじぃもおばぁのように元気にならんと。」
と。曾祖父が亡くなった日に、
その亡くなった事実を知らされる前に、祖父に告げたそうだ。

何組かの沖縄のおじぃ、おばぁは両方が一緒に100歳を超えると。
亡くなるときに後を追う。
感動ものよね。
マブイ(魂)が、根っこのところで繋がっているのだと思う。
すごいことだよね。
一緒にあの世に旅立つ相手がいるっていうのは。


写真は、有名なナショナルジオグラフィックのもの。
この長寿特集で、沖縄は世界的に有名になったよね。
Okinawa Progrumというタイトルの書籍がアメリカで出版されているのだけれど。
沖縄の伝統的な食事方法はすごく良いものらしい。
世界的にみても。

私も、チョコレートホリックとか言っていないで。
ビールやワインがおいしいとか言ってないで。
肉はやはり、レアよねとか言ってないで。

口に入れる物に気を使わないと。
自分を甘やかすのはいけないわ。


まだまだ。
煩悩だらけだけれど。

ちゃ〜がんじゅ〜よぉ。




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